top of page

先輩メッセージ

MESSAGE

外科病棟・乳がん看護認定看護師/9年目

小山記念病院 看護部

Aさん

外科病棟・乳がん看護認定看護師/9年目

出身:福島県

乳がん看護を続けていきたい

私が乳がんに興味をもち始めたのは、親族に乳がんの人が多いからでした。“もしかしたら、将来自分も乳がんになるかもしれない”という思いがあり、大学のゼミのテーマも「乳がん看護」にしました。大学卒業後、都内の病院で4年程勤務し、その間もいずれは乳がん看護認定看護師の資格を取りたい考えていました。結婚・出産を経て、主人の転勤をきっかけに鹿嶋市を訪れたのですが、やはり乳がん看護を続けていきたいと思い、乳腺外科のある当院を選びました。子育て中の転勤でしたので、子育て支援が充実している点も入職の後押しになりました。

地域がん診療病院  #子育て支援

小山記念病院 看護部

患者さんが納得して一歩踏み出せるように

入職後1年勤務し、その後半年間は認定看護師の学校で乳がん看護を学ぶ機会をいただきました。同じ志をもった方々と出会い、乳がん看護について学びを深められた貴重な期間となりました。認定取得後は、外科病棟に所属しながら、組織横断的に活動しています。

 

認定看護師の仕事は多岐に渡りますが、その中でも私が注力しているのは患者さんの意思決定支援です。乳がんと言っても、がんの大きさや種類、悪性度、転移の有無、ホルモン感受性、遺伝的要因などによって治療の選択肢は変わってきます。限られた時間の中で、患者さんがご自身の病気について正確に理解し、納得した上で治療法を選択できるように携わっていきます。乳がん患者さんは40代前後の若い方も多いため、ご本人だけでなく、ご主人、お子さんの不安軽減も大切に考えています。

 

患者さんの誰もが最初は不安が強いのですが、意思決定支援の過程で“(乳がんを)受け入れられたんだな”と思う瞬間があります。新たな気づきを患者さんから聞けた時や、前向きに治療に取り組む姿を見るととても嬉しく思いますね。  

認定看護師  #認定看護師取得支援

小山記念病院 看護部

患者さん、そしてご家族まで支えていきたい

患者さんがお子さんに、乳がんであることを伝えたところ、お子さんが非常に不安を感じてしまったケースがありました。お子さんには私から、乳がんの正しい知識やお母さんの病状について説明し、納得いただいたことがあります。乳がん治療は患者さん・ご家族の人生と密接に関わります。家庭や職場などの悩みを看護師に相談してよいの?と思われる方もいらっしゃいますが、私は病気以外の相談についても気軽にしていただきたいと思っています。

​鹿嶋は子育てしやすい

3歳、10歳の子どもと一緒に過ごしています。

鹿嶋市はとても子育てがしやすい地域ですし、少子化を感じないくらいお子さんがたくさんいます。

小山記念病院 看護部
bottom of page