看護部の特徴
FEATURES
認定看護師紹介
認定看護師紹介
当院には現在5名の認定看護師が在籍しています。

がん化学療法認定看護師
髙橋 美咲
[取りくみ]
がん治療の1つ、薬物療法(がん化学療法)における看護を行っています。医療の進歩や新規薬剤の開発、患者さんのQOL向上を目的にがん化学療法の多くが外来通院で行われるようになっています。安全な投与管理を行うだけではなく治療開始前から患者さんや家族との関わりを心掛けて、「何かあれば相談できる看護師・場所がある!」という安心感を持って治療を継続していただけるよう取り組んでいます。
病院での役割
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患者さん・家族支援
(病状、治療に対する想いや理解の確認、不安の軽減、オリエンテーション等) -
病棟看護師との連携や相談対応
(投与管理方法、副作用対策、血管外漏出、曝露対策等) -
院内化学療法静脈穿刺教育の開催
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院内研修の開催

摂食・嚥下障害看護認定看護師
野口 莉華子
[取りくみ]
病気や治療、加齢など何らかの理由で飲み込みや食べることが困難になってしまった患者さんへの関わりを行っています。摂食・嚥下機能の評価、口腔ケア方法、食形態、摂取方法を判断し、医師をはじめコメディカルと協働し行っています。誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水などの予防や改善に努めながら、1人でも多くの患者さんの「食べる」の尊厳を提供していきます。

乳がん看護認定看護師
久松 明貴子
[取りくみ]
乳がん看護認定看護師として、外科病棟に所属しながら組織横断的に活動しています。乳がんは成人女性の9人に1人が罹患する病気とされ、当院でも多くの方が乳がんの診断を受けています。そして乳がんの診断を受け、比較的短い時間の中で治療を決定していかなければいけない現状があります。そのような中で、患者さん自身が自身の病気についてできる限り理解し、納得して治療を受けられるような意思決定支援を行えるよう尽力しています。がんと診断され、治療や予後への不安のみならず乳がんの診断を受けた方は仕事や子育て、介護等ご自身の事だけではなく、周囲の多くの事に不安を覚えます。そういった不安を一つ一つ一緒に解決しながら、病気とそれに伴う治療を乗り越えられるよう看護師として支援していきたいと考えています。

緩和ケア認定看護師
小林 礼子
[取りくみ]
私は2012年緩和ケア認定看護師を取得しました。
2017年緩和ケアチーム専従看護師として外来・病棟・在宅のがん患者さん、その家族へ緩和ケアを提供しています。
緩和ケアは終末期の患者さんだけのケアではありません。2人に1人ががんの時代。がんと診断された患者さんが抱えるあらゆる苦痛に対し、早期から介入することでQOL(生活の質)を高め、家族の負担を軽減し、生存期間の延長にも寄与する可能性があるということが多くの研究により示されています。
外来で診断・告知されることが増え、動揺される患者さん・家族も多く、外来でのサポートが大切な役割だと痛感しています。
緩和ケアを必要とする地域のがん患者さんが、安心して病院でも在宅でも過ごせる体制作りを継続していきたいと思います。
病院での役割
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緩和ケアチームのカンファレンス・ラウンド:毎週木曜日 9時30分~
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外来から入院中の患者さん・家族への対応
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がん相談支援センターの相談業務・退院支援
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訪問診療(在宅看取り)

感染管理認定看護師
石田 明美
[取りくみ]
感染管理認定看護師の役割は、疫学・微生物学・感染症学・消毒と滅菌・関係法規などの専門的知識をベースに、患者さんや職員など病院に関わるすべての人を感染から守ることです。院内感染のリスクを低減させることは、患者さんに安全で質の高い医療を提供することや、スタッフが安心して働ける職場環境作りにもつながります。毎日院内をラウンドしています。
病院での役割
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月曜日:ICTラウンド
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火曜日:AST(抗菌薬適正使用支援チーム)ラウンド
認定看護研修
定期的に認定看護師主催の研修を開催しています。
[研修テーマ例]
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呼吸器のフィジカルアセスメント
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エンゼルメイク
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乳がんとアピアランスケア
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エンゼルケア
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乳がん看護のキホン
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化学療法と曝露対策
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ACP(アドバンスケアプランニング)について
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化学療法における副作用対策と看護師の役割
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リハビリスタッフと学ぶ呼吸理学療法
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事例検討(がん患者さんへの症状緩和)
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看取り期のケア
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がん患者さんの就労支援
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血ガス分析の事例検討
